商品番号:1532777
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
友禅の聖地、京都において
様々な友禅物を取り扱う屈指の問屋さんにおいて
一際目を見張る美しさを感じさせる、
小紋着尺を仕入れて参りました。
お値段は値を張りますがその理由は
生地からこだわっているから。
柔らかなシボ感が肌なじみの良い浜ちりめんの。
その中でも比較的最近に完成致しました
単衣にお勧めの「さわやかちりめん地」。
もちろん盛夏の季節にもお楽しみいただけ、
用いる季節の広さも魅力でございます。
そして、その問屋さんが得意とする友禅の極みを
この約13mの中に表現した典雅な一枚。
ご納得してお求め頂きたく存じます。
随所に尽くされた妙もこの上なく美しく、
貴方様のお気に入りの着姿へお仕立て致します。
この機会をどうか
お見逃しの無いようにお願い申し上げます。
【 お色柄 】
白生地はザラリとつつ、
柔らかい風合いで織り上げられました
浜ちりめん・さわやか縮緬の地でございます。
比較的最近に製作された、
ほどほどに透け感のある特別な生地を用いました。
そして意匠に込められていますのは、
マットな風合いで表現された椿の花意匠。
細かく目を通すと、
葉には摺り友禅の技法で味のある濃淡を与え、
鼠色や白色で咲いた花には映える蒼の色彩を込め、
鹿の子文や黄の陰影でアレンジしております。
光が照る様子を絵画のような
写生技術で染め表した渾身の美匠。
画面上でどこまで美しさを伝えられるかわかりませんが、
眺めるだけで時間が過ぎゆく、
そんな優しい魅力がたっぷりと浮かぶ一枚へ仕上がりました。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
白生地には浜ちりめん・さわやかちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 6月下旬~8月の盛夏、8月~9月下旬の秋単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、お食事会、観劇、コンサート、行楽など
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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