商品番号:1532758
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
落ち着きのある彩りが美しい特選訪問着に
確かな品格香るお柄行が魅力のひと品を。
皆様ご存知の通り日本で一番古い機屋、
紋屋井関・御寮織の高級袋帯を合わせております。
ゆったりと揺らぎの文様が着姿に統一感を与えて、
高雅な面持ちを創り上げてくれます。
通のお方にもきっとお喜びいただけることでしょう。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく。
【 お色柄 】
[お着物]
おだやかな凹凸のある地風に
疋田模様をあしらった藍色の地。
お柄には波の意匠をあしらいました。
[帯]
歴史と実績に裏付けられた名門の匠が織りあげた逸品は、
計算し尽くされた美しさ。
しなやかな織り上がりの、金銀糸を織り交ぜた帯地。
お柄には市松状に唐花模様を織りなしました。
ふんだんに用いられた金糸で
煌びやかな気品と華やぎを持たせ織り上げられております。
また、お手にとっていただければお分かりのように、
密な打ち込みの織味ながら信じられないほどしなやかで、
斜めの伸縮性にとび、横には伸びないという復元力の強さが
締めやすくシワになりにくい地風です。
素材を吟味しけして妥協せず、
延々と受け継がれる織技術で丁寧に作り上げられた帯。
紋屋井関の袋帯は、帯としては逸品中の逸品で、
室町界隈でもほとんど流通いたしません。
銀座の一流の呉服店でしか通常お取り扱いのないお品ですが、
ご縁があって特別にこの場でご紹介させていただくことができました。
代々と受け継いでゆける、いえ受け継いでゆくべき至高のひと品。
自信と責任をもっておすすめいたします。
末永く、大切にご愛用いただけましたら幸いです。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
中古品として仕入れてまいりましたが状態はおおむね良好でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 紋屋井関について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1318※
※1953年の西陣織の証紙制度登録参加時点では
証紙番号はNo.1。当時の登録名は「井関」。
(当時の組合加盟社の中の38社が証紙登録開始)
番号は、当時参加した織屋の名前・いろは順で
決定されていた。
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
[お着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※パールトーン加工済
[帯]
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m
お柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ホテルランチき など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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