商品番号:1532753
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
産地の詳細は不明ですが、確かな織美に惹かれて仕入れて参りました。
花織としては滅多とない特選紬訪問着に
【 高尾健三 】氏の美の世界を合わせております。
一瞬で心奪われ、その魅力にひきこまれる。
極限まで深められた奥行き感、素晴らしい感性。
大人女性のシックな美しさを表現する
ステキなコーディネートと存じております。
統一感あるお色の濃淡のみで幻想的に移り変わる色彩。
淑やかな気品に満ちた、なんとも美しいひと品です。
目利きの方はどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
[お着物]
サラリと滑らかな織り上がり。
さり気なく光沢を浮かべる鼠色の紬地は、絹本来の艶を浮かべて。
一面に施された花織が、光の角度でそっと浮かびます。
裾元には藍の彩りでそっと横段が表されました。
地色に馴染むさり気ないアクセント、
思わず魅入ってしまう仕上がりです。
シンプルなお柄にお色ですので、帯合わせも楽しい一枚。
その味わいある佇まいを、是非お手元にてお楽しみ頂きたく存じます。
手仕事の美しさを末長く愛でていただける方にお届けいたします。
[帯]
ざっくりふうわりとした柔らかな地風。
深い焦茶色を基調とした地には仄かに味わいある節糸が浮かんで…
意匠には山路模様に水玉をあらわしました。
古典のお柄とはまた違って、
洒落味の効いた一味違う表情。
季節性もございませんし、ご年齢も問わないので、
長くお付き合いいただける重宝のお品としていただけることでしょう。
【 状態について 】
[お着物]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 花織について 】
南風原、読谷山、与那国…
15世紀頃に南方から伝えられたと言われる花織は沖縄各地に存在します。
「花織」の「花」というのは小さな四角い点の集まりのこと。
サイコロの5の目のように点を並べたイチチンバナ、
4つをひし形に並べたドゥチンバナなど、花柄の種類は10種類にもおよびます。
そのすばらしい染織文化は王府のある首里へと運び伝えられ、
土着の在郷らしい意匠から王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。
【 高尾工芸・高尾健三について 】
京都西陣織の織元・高尾源之助の三男として生まれた高尾健三氏。
兄にあの枡屋高尾の弘氏をもつ、染織界のサラブレッドとして知られております。
皇室関係の作品を数多く手がけ、日本伝統色工芸保存会、京都染色美術協会、
京都工芸染匠会、紫雲会同人の正会員であり、京友禅界の重鎮。
高尾工芸のおきものといえば、友禅ファンの垂涎の的と言えましょう。
琳派の作品など、高尾工芸のお品は個展や展示用の作品が多くございます。
(芸能人からの依頼も多いようです。)
また大変人気のあるブランドのため、
実用のおきものをお値打ちにご紹介することは本当に難しくなっております。
[お着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
通し裏の色:藍色
[帯]
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
ますいわ屋扱い品
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、お出かけ、お食事など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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