商品番号:1532245
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
数々の名品を生み出してまいりました京都から。
摺り友禅の美しいお着物をご紹介致します。
上質絹地にしっとりと古典柄を浮かべた上等な出来栄え。
名が通っていないことを除けば文句のつけようのない
お仕上がりでございます。
シンプルに大変着こなして頂きやすい一品。
淡い地色に馴染むような統一感のある彩りで
表現された現代的な風合いを感じます。
まさに現代感覚に合わせ染め上げられた本格小紋。
洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください。
【 お色柄 】
生地にはしなやかに水を含んだかのような
丹後ちりめんの駒無地を用いました。
染めは刷毛で色をつけていく摺り友禅。
彩りの数によって1ヶ所に色をつけるのに
7~8枚もの型紙を使うこともあり。
力感や色の濃さは
何度も重ねて塗ることによって生まれます。
本摺り友禅は平安末期に始まったと伝えられる
京友禅最古の技法と言われています。
地色は柔らかな桜色を基調として、
総柄で浮かぶ「蔓華」の花模様を表しました。
昔ながらの草花模様をモダンにアレンジした
魅力的な意匠でございます。
職人さんがお召しになられる方のことを考えて
一生懸命染め上げた作品です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾36.5cm(裄丈69cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん駒無地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 行楽、観劇、パーティー、コンサートなど
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています