商品番号:1532216
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
数々の名品を生み出してまいりました京都から。
摺り友禅の美しいお着物をご紹介致します。
上質絹地にしっとりと古典柄を浮かべた上等な出来栄え。
名が通っていないことを除けば文句のつけようのない
お仕上がりでございます。
シンプルに大変着こなして頂きやすい一品。
画面上でどこまで
美しさを伝えられるかわかりませんが素晴らしいの一言。
このようなさりげない上質小紋は、
なかなか染められておりません。
どうぞ洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください。
【 お色柄 】
生地には一面にシボ感のある特選濱ちりめん地を用いました。
ふんわりとしなやか肌滑りにも優しい上質ちりめん地です。
地色は穏やかな絹鼠色を基調として
細やかな「春秋花」の模様を表しました。
筏や籠、扇に合わせて春秋の花を
鮮やかに描き出した繊細な面持ち。
箔で繊細に枠取りされたお柄は、
シンプルな中にもそっと情緒漂う仕上がり。
染めは刷毛で色をつけていく摺り友禅の技法で。
彩りの数によって1ヶ所に色をつけるのに
7~8枚もの型紙を使うこともあり。
力感や色の濃さは何度も重ねて塗ることによって生まれます。
本摺り友禅は平安末期に始まったと伝えられる
京友禅最古の技法と言われています。
まさに現代感覚に合わせ染め上げられた本格小紋でございます。
職人さんがお召しになられる方のことを考えて一生懸命染め上げました。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾35.5cm(裄丈67cmまで)
白生地には、特選濱ちりめんを使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 行楽、観劇、カジュアルなパーティー、コンサートなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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