商品番号:1530045
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
一格上の夏のおしゃれ浴衣
小紋としてもお召しいただける
綿絽のお着物を
リサイクルならではのお値打ち価格で
お届けです
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
今回ご紹介するお品は、伝統工芸 藍形染長板中形の浴衣です。
長板中型染は、長い長い板にピシッと生地を張って、
その上に型紙を置き、糊ではいてゆきます。
その糊の部分が藍に染まらず白く残ることで柄が表現されます。
長板中型染めは、型紙職人や型付けの職人が減少の一途をたどっております。
染めや型の職人が減少しますと長板染めをするための
材料や道具をつくる職人も消えていきますので、大変希少で珍しい作品と言えます。
いまどきの注染とはひと味ちがった趣を存分にご堪能いただける作品。
風合い豊かな綿絽綿の地には 藍に点描調に萩にススキが
一面に表現されました。
まず他にはないおきものです。
伝統の精緻な技と、深みのある藍。
何も語らずとも、その着姿だけで本物の品格と美しさがにじみ出る逸品です。
どうぞお手元でお確かめくださいませ。
【 竺仙について 】
竺仙さんと言えば、
お着物好きの方にご存知ない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
創業当初は友禅を売っていましたが、
その後お客様の要望によって型を起こし小紋を染めるようになり
さらに浴衣の染めも始めたのが竺仙の浴衣の始まりです。
当時の浴衣の主流が無地や絞りだった中、小紋染めの板場を
活用することで生み出された竺仙の自由で新しい柄ゆきの浴衣は、
当時のファッションリーダーでもあった歌舞伎役者に好まれ、庶民に「粋」として広まっていきました。
そして三代目の頃には、「竺仙の染めは粋ひとがら(=粋であること)」という軸が確立していくのです。
竺仙さんのお品には必ず『竺仙鑑製』の文字が染め抜かれております。
「鑑」とは、手本になる、かがみ、また目利きなどの厳しい意味があります。
全てのお品を自社で企画し、江戸・明治から伝わる型紙と長年培われてきた職人さんの技術を結集して生み出される逸品。
妥協のないこだわりのお品を生み出す覚悟が、この「鑑」という一文字に込められています。
竺仙ではデザインの良し悪しの判断は当主の役割。
歴代当主は、お客様にはっきりと「似合う」「似合わない」を断じてきたと言います。
磨かれた「目」を以って生み出されたデザインは、時代を経てもなおその輝きを失うことはありません。
もちろん生地にもこだわります。
竺仙の生地はすべてオリジナル。
美しいデザインを正確に表現できる生地を求め、
夏の衣料であるという原点にこだわってこそ、初めて竺仙の浴衣が完成します。
表:綿100% 居敷当 麻100%
縫製:手縫い
※撥衿仕立てです。
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾35cm(9寸2分) 袖丈52cm(1尺3寸7分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇、花火大会、夏祭りなど
◆あわせる帯 名古屋帯、半巾帯など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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