商品番号:1529949
(税込)
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【仕入れ担当 竹中より】
ハイグレード、着物通ならばご存知「龍村平蔵製」のお品。
お目に留まりましたら是非ご覧くださいませ。
【商品の状態】
仕立てあがりリサイクル品として仕入れました
締め跡もほとんど見受けられない
おおむね美品です
【お色柄】
「弘仁錦」と題された、格式高い龍村平蔵製
表裏つぎめのない本袋帯です
おだやかな黄土茶の錦の地に
六通にわたり菱襷模様が織りだされ
しのうちには香色 白緑色で入子菱がちりばめられ
濃紺や金、銀にきらめく装飾花紋が
リズミカルに織りこまれました。
悠久の美を感じさせる古典の富貴な
格調とはなやぎ。
フォーマルシーンに高級感ただよう帯姿を
おのずと演出してくれる1点です
ぜひこの機会にご検討くださいませ
【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】
染織工芸作家
伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と
革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。
奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の
復元の第一人者。
生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。
【 経歴 】
1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。
16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。
1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に
京都で龍村織物製織所を設立。
当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に
興味を持ち、研究を開始。
研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた
高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため
糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの
数々の技術を生み出し特許を取得。
後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に
模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。
「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって
構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、
「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という
高みに押し上げた。
1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた
数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。
1962年 没、享年86歳。
龍村平蔵の子息は
謙・晋・徳・元の4人
このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、
元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。
現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、
2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名
絹100% (金属糸風繊維以外)
長さ約4.25m
龍村平蔵製の織り込みあり
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 おこのみがあえばおいくつでも
◆着用シーン 披露宴 パーティー 祝賀会 およばれ
◆あわせる着物 色留袖 訪問着 色無地 付下げ
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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