商品番号:1528576
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
この色彩、このデザイン、唯一無二!
美術コレクターをはじめ、世界の目利きたちのあいだで
時代を超えて愛用されるおきもの…
出会えたことが奇跡。
きもの通のお方ならいつかは袖を通したい…
染繍美術大彦(DAIHIKO)による色留袖のご紹介です。
まさに美術品といった仕上がりの本品、
正絹長襦袢をセットで仕入れて参りました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりと心地よい光沢感ある絹地を、明るい虹色に染めて。
意匠には丁寧な手挿し友禅と手刺繍にて
宮中の人物画が表されております。
繊細な糸目、緻密なぼかし、上品な金刺繍、丁寧な友禅の色挿し、
そのすべてが、熟練の手技により、見ごたえのある仕上がりとなりました。
名門と称される自信の染め味を見事に魅せ付けております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
着物の前柄部分、長襦袢の袖口裏に汚れがございます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
【 染繍美術 大彦について 】
1875年(明治8年)創業
京都の千總と並ぶ、有名老舗として知られる
東京友禅の名門。友禅染と日本刺繍を融合させた
美術的な作品を展開している。
初代である野口彦兵衛が従来の商品に満足できず、
様々な織物の産地を巡り、常に新しいものを
追い求めた事に端を発する。
後二代大彦を継いだ野口真造によって、利益を求める
作品制作をする呉服屋ではなく、染色専業に専念、
これまでの染織工場を大彦染繍美術研究所と改称、
衣裳を飾るための染色や刺繍ではなく、染色や
刺繍の美を衣裳とする作品を展開し「染繍(せんしゅう)」
という言葉を生み出た。
初代の野口彦兵衛に続き、二代目野口真造、
三代目野口彦太郎、四代目野口真太郎と
四代に渡って伝統を受け継いでものづくりを
続けている。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
【着物】
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
「桐枝丸喰」の抜き三つ紋が入っております。
※衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
高島屋扱い品
【長襦袢】
絹100% (縫製:手縫い)
背より襦袢丈115cm(3尺 0寸 3分) その他着物にあわせた寸法
※居敷当・半衿付き
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm(1尺7寸7分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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