商品番号:1528559
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
日本工芸会正会員・故:福村廣利氏による希少なお品を仕入れて参りました。
ふっくらとした生紬地を染めた袋帯のご紹介です!
辻が花染め工房・絵絞庵にてご子息・健氏とともに創作活動をされていた
辻ヶ花染めの名工です。
残念ながら2023年、その人生に幕を下ろされました。
もう新たに制作されることはございませんので
是非この貴重な機会をお見逃しなさいませんようご検討くださいませ。
【色・柄】
軽くしなやかな帯地は節感豊かな生紬を使用しました。
素朴な風合いの帯地は、穏やかな薩摩鼠色を基調として
ふっくらとした絞り染めの輪郭に、シャープなカチン染めのラインを合わせて
「桐唐草」模様が描かれました。
趣味性高い、センスあふれる帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いです。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【福村廣利氏について】
かの『辻ヶ花の建亮』と呼ばれた
故・小倉建亮氏に一番弟子として師事、10年後に独立。
ご子息の健氏とともに、京都・洛北の
比叡山を望む場所にある工房「絵絞庵(えしぼりあん)」にて、
辻が花の技術をいかした絞り染めの着物・帯・小物などを
創作されております。
1943年 京都市生まれ
1963年 故・小倉建亮氏(日本工芸会正会員)に師事
1973年 独立
1980年 京都府工芸美術展大賞受賞(府買上)
1995年 日本工芸会正会員
2000年 日本伝統工芸近畿展滋賀県教育委員会賞
2001年 ドイツマンハイムにて「日本の絞り」展出品
2004年 アートボックス社『現代日本の衣匠』掲載
2005年 日本伝統工芸近畿展松下幸之助記念賞
セイコきもの文化財団「絞りのきもの」展出品
2009・2013年京都工芸美術作家協会奨励賞
2023年 逝去
日本キモノ新人展入賞、京都技術コンクール展入賞
日本伝統工芸近畿展、日本伝統工芸染織展、日本伝統工芸展等入選多数
絹100%
長さ約4.45m(御仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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