商品番号:1527104
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
京の老舗、正統派古典のものづくりに定評のある、小森織物。
その名門からモダンでハイセンスが際立つお品をご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ざっくりと優しい手ざわりと、
それでいてしっかりと素材の味わいが伝わってくる地。
体に添う柔らかさは、思わず締めていることを忘れそうなほど、
軽やかな締め心地を約束してくれます。
その地は落ち着いた黒色。
お柄には一面に夾纈の風合いを醸し出すよろけ献上の意匠を織り上げました。
シンプルながらも味わい深く、
モダンなテイスト漂う小粋な一品に仕上がりました。
シンプルで粋、シックな表情にも、
洒落味を感じさせて表情豊かに洗練された帯姿を演出してくれることでしょう。
手にされると、その質の良さを実感して頂けることは間違いありません。
真綿の優しい手触りと糸の太細の素材感、かろやかなシャリ感。
締めていることを忘れてしまうほど体に沿う柔らかさ、軽さをご堪能下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小森織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.54
1892年(明治25年)創業
着物通の間では「小森の帯」として、その織技術と
意匠の美しさで知られる老舗機屋。
織物の一貫生産を行っており、織機の原型である
「空引き機」を復元した。「寿恵利」「双重布久路」の
二つの商標登録ブランドは、現在もロングセラーを
続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.45m
西陣織工業組合証紙No.54 小森織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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