【大蔵ざらえセール】 【二代目 由水十久】 傑作本加賀友禅訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「加賀鳶」 まさに藝術品、至高の逸品… 二代にしか表せない、躍動感。 身丈156.5 裄66.5

商品番号:1526963

通常価格 ¥480,000

(税込)

¥289,800

(税込)

特別価格
40%OFF
  • 8,694ポイント獲得(3%)
  • 発送日: 通常(4日~6日後)通常(4日~6日後)
  • 無料配送
  • 12/3 10時00分まで販売

商品番号1526963
に関するお問い合わせ

0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時

【 仕入れ担当 更屋より 】
火消しの技と喧嘩早さは天下一品…

江戸の昔、加賀藩江戸屋敷お抱えの大名火消し『加賀鳶』。
その中でも危険な火事場の最前線に立ち、エースが務める花形
「纏持(まといもち)」を表情豊かに描いた一枚…

幾年もの時を経ても、本加賀友禅史上に燦然と光り輝き、
これから後も褪せることのない、その名。

ご存知、『二代 由水十久』氏による逸品。
繊細な筆のはこび、由水氏ならではの世界観を
存分にご堪能いただける事でしょう。

二代由水十久氏のお着物、特にそのうない(童子)の表情は
二代にしか表せない、緊張感に満ちております。

一つ紋が入っておりますのでお値打ちにご紹介いたします。
まずはどうぞご覧下さいませ。


【 お色柄 】
銘「 加賀鳶 」

しなやかにとろける…巨匠の為の極上の絹布。
相応しい絹布は、深く惹きつける赤墨に染め上げました。

意匠には江戸時代のヒーローである町火消しの花形「纏持」の童が
由水氏ならではの細緻を極めたタッチで丁寧に染め描かれました。

童子の姿を実に繊細に…
ひと目でわかる、その作風。なんとお顔立ちのよいことでしょう。
その表情、そのきもの、髪の毛1本1本までに吹き込まれた 美の息吹…

「童子一体、何百万」と言われる、その所以。
「子供」という存在は、その完成度より、実に高く評価されている絵柄です。
童子を描くきものは少なからずございますが、その中でもなぜ由水氏の童子が
これほどまでに熱狂的支持を得ているのか…
そのひとつの理由が、まさにこの「気高さ」にございます。

また、更に驚きに値するのは、童子の纏う着物の細密細緻な表現です。
襲ねられたおきものの重みが伝わってくるかのような、この立体感。
極められた糸目技法は、いつまで見ていても見飽きるということがございません。
全体からかもし出される品格は、まさに傑作と呼ぶべきお品でございます。

図案から染めあがりまで決して妥協を許さず、自身の美意識を貫徹させる匠の情熱。
まさに一筆入魂、一生一筆の素晴らしい作品です。

加賀藩の火消し集団として名を馳せた「加賀鳶」。
1718年に江戸の前田家藩邸で結成され、高所作業を得意とする鳶職人を集めたことが名前の由来。

「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉が表すように、喧嘩っ早く破天荒なイメージのある
加賀鳶ですが火事場へ真っ先に駆けつけて勇ましい活躍や威勢のよい振る舞いが
市井の人気を集め、浮世絵や歌舞伎の題材にもなるほど火を恐れず立ち向かう姿は
人々にとってヒーローのような憧れの存在となり、当時は大変人気の職業でもありました。

纏持は火事を見つけると即座に現場に急行し、屋根に上ると組の纏(まとい)を振り
どの組が一番に駆けつけて現場の指揮をとるのか、高く掲げて火元や風向きを知らせ、
火消したちの士気を高める大切な役割でしたを示しました。
屋根の上に仁王立ちになって颯爽と活躍する姿は、憧れの対象となったのだとか…

お着物の枠を越えた芸術作品。
親子代々受け継いでいただきたい傑作品にございます。
京都室町より、心を込めてお届けできればと願っております。


【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 二代 由水十久について 】
本名:由水充
本加賀友禅作家
伝統工芸士
石川県指定無形文化財技術保持者
加賀友禅技術保存会会員
石川県インテリアデザイン協会会員

1952年石川県金沢市生まれ。
加賀友禅作家、初代・由水十久の次男として生をうける
多摩美術大学で日本画を専攻。
加山又造と上野泰郎の両名に指導を受ける。

大学卒業後に帰郷。
1987年に独立、加賀染振興協会に落款を登録。
父である初代が亡くなった翌年の1989年、
二代由水十久を襲名。
「うなゐ」と呼ばれる童子の意匠を得意とし、
伝統として初代より技法等の基本的要素は継承しつつ、
より進化させつつ図案や、テーマ、配色等を
全く新しく展開。
現在も初代の意思を継ぎながら、兄・由水煌人と共に
『平成の十久』として創作活動を続けている。
歌舞伎や能狂言などの伝統芸能、古事記や万葉集、
古今集、新古今集や源氏物語、伊勢物語などの
日本の古典文学、春夏秋冬の遊びや年中行事、
日本だけでなく世界の神話や、故事来歴、
西欧の古典音楽家シリーズ、オリンピックや
サッカーなどのスポーツ、時事的な話題に
取材したものなど古今東西を童子の姿に
仮託して表現された独特の作風である。

【 経歴 】
1952年 初代由水十久の次男として金沢市大野町に生まれる
1971年 石川県金沢泉丘高校卒業
1980年 多摩美術大学日本画専攻卒業
    ※在学中は加山又造、上野泰郎両先生に指導を受ける
    東京銀座にて個展を開催、帰郷し由水塾に入門
1987年 加賀友禅作家として認定を受け落款登録、加賀振興協会に加入
1989年 「由水充工房」設立(のち「由水十久工房」と改める)
    初代由水十久の一周忌法要を機に2代由水十久襲名
    加賀友禅新作競技会で第一席受賞
1990年 2代目襲名記念個展開催(京都文化博物館)
1996年 伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県立美術館所蔵)
    通産省指定伝統工芸士の認定を受ける
1997年 美展において特選受賞
1999年 ルクセンブルク大公殿下御夫妻、高円宮殿下御夫妻
    由水十久工房ご来臨
    伝統加賀友禅展金賞受賞(石川県美術館所蔵)
2001年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会員の認定を受ける
2018年 京都・東京にて襲名三十周年記念展開催
2021年 石川県指定無形文化財
    加賀友禅技術保存会会長に就く


【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財

京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。

更屋 景子

バイヤー
更屋 景子

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-5664-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

表裏:絹100%(縫製:手縫い)
「丸に橘」の一つ紋が入っております。

- サイズ

身丈(背より)156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm)
(4尺1寸3分)
裄丈66.5cm(1尺7寸6分)
袖巾34cm(0尺9寸0分)
袖丈48cm(1尺2寸7分)
前巾24cm(6寸3分)
後巾30cm(7寸9分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会、お付き添いなど

◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

商品番号1526963
に関するお問い合わせ

0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る

訪問着 新古品・中古品の人気ランキングもっと見るもっと見る(1201点)もっと見る

-40%
¥ 289,800
カートに入れる