商品番号:1524885
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
雅やかな花意匠に魅せられて…
京の工芸染匠、染匠まつもとより大変上品な京友禅付下げ着尺をご紹介いたします。
丁寧に下絵を描き、寸分のズレなく糸目をひいてゆく。
そっと糊伏せをして、熟練の手技によって地染め、
蒸し・水元を経てお柄にお色が挿され、再び、蒸し・水元へと…
一人の作家さんが全ての工程に携わる加賀友禅とは異なり、
各工程それぞれの匠が、誇りを持った仕事ぶりを発揮。
その道を追求した職人技の結晶が、すばらしい一枚のお着物となるのです。
是非ともその仕上がりを、お手元でお確かめ下さいませ。
【 お色柄 】
絹地には、さらりとした丹後ちりめん地を用いました。
まろやかな絹鼠色のその地には、
高雅な金彩を用いて遠山に松を背景に、
桜に百合を描き出しました。
意匠を縁取る金彩が高雅な輝きを放って…
なんとも雅やかな雰囲気を醸し出しています。
上品な色調でございますので、帯あわせによってもさまざまにその表情を変化させ、
独特の深い味わいをご堪能いただけることでしょう。
大人の女性にふさわしい格調と気品。
染匠が生み出す余裕の佇まいに、女性らしい品のある和姿をお楽しみください。
【 染匠まつもとについて 】
平成19年に独立されて、大量生産では作り得ないこだわったお色柄の作品を、
全国各地の産地特有の生地を仕入れてこつこつと作っておられます。
独立して間もない頃から、「京都工芸染匠」の組合にも正会員として参加され、
着る方が本当に楽しいお着物、締めたいと思う帯…
また身に纏った時に心から喜んで頂ける作品を作りたいという思いを大切に
個性ある作品を生み出し続けている染匠さんです。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約185cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お茶席、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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