商品番号:1556267
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
特選の本格京友禅…。
この仕上がり、きっと染めものに詳しいお方なら、
その良きものの価値をお分かり頂けることと思います。
本品はふっくらと刺繍を施した、ムード漂う夏の付下げ…
ひとつひとつに丁寧な伝統京友禅の美技を、じっくりとご堪能頂きたく思います。
今回は西陣の名門、都(みやこ)の絽綴れ八寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
セットでお値打ちにお届けさせていただきますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[着物]
シックな印象を与える留紺色の駒絽地。
しっとりとまるで水分を含んでいるかのような、しなやかさ。
極上の絹布に立体的な刺繍によって桜藤菱紋の模様を艶やかに浮かべております。
細部に渡り、まるで見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚です。
見るものの心を奪うおきものとは、
きっとこのようなおきもののことをいうのでしょう。
一目でその上質さを感じていただけることと思います。
お集まりのお席でも、一際目を惹きつける存在感と、
女性らしい魅力を、必ずやご堪能いただけることでしょう。
[帯]
上品な香色の絽地を基調に、
鮮やかな色彩で、
大きな華紋の意匠が込められました。
すっきりと織り出された、情緒を感じさせる意匠。
さりげなく箔糸を織り交ぜながら丁寧な手織りで表現されました。
名古屋帯ですが、綴れ地の帯はお柄次第では
フォーマルにも結んでいただけます。
金銀の彩りでまとめたお品ですので、
単衣から夏の訪問着、付け下げ、色無地にあわせて
涼感ただよう和姿をお楽しみくださいませ。
【 櫛織(くしおり)】
織物は基本、経糸(たていと)をはって緯糸(よこいと)を往復させ、筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。
偏に『織り』と申しましてもさまざま。結城紬は筬の変わりに篦(へら)で打ち込み、櫛織は「筬」、「篦」の変わりに「櫛」を用いて、手で緯糸を打ち込んでいきます。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たち切り身丈179cm 内巾36cm(裄丈68cmまで)
[帯]
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
手織:中国自社工房 糸染:西陣都謹製
太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お食事会、パーティー、観劇、コンサート、式典など。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
※刺繍・絞り加工がされている商品の場合は【湯のし1,650円→手のし3,300円】に変更となります。