商品番号:1524338
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
印象的なその意匠、構図、用いられた匠技に空間性。
他とは一線を画する存在感を放つ、
素晴らしい工芸手刺繍袋帯をご紹介いたします。
細緻な技巧凝らしたその細部を見やれば、
思わずため息がこぼれます。
きっと画面上でもおわかりいただけることでしょう。
呉服のプロの目にはもちろんのこと、
おきものをご存知ない方がご覧になられても、
ひと目で心奪われる、繊細な刺繍…
着姿に大きな存在感を与える、刺繍ならではの味わい。
刺繍のふっくらとした質感が映え、豊かな表情に仕上がってございます。
ここまで密な刺繍…
同じものを国内で仕上げるとなると
ビックリするほどのお値段になってしまいます。
このお値段でご提供できるのも
織元さんの努力の賜物でございましょう。
中でもベトナム刺繍はその仕事の良さに定評があり、
こちらの御品も展示会などでは
高額で販売される刺繍帯となっております。
【 お色柄 】
一刺一刺…
作り手さんの根気と、費やした時間。
それを考えますと、本当に気が遠くなります。
地色は清雅な白色を基調として
経緯に僅かにフシが浮かびあがる変わり織。
段を成すように箔糸を込めて趣深く創り上げ。
その地に映える黒を合わせて網目の菱七宝を成し、
銀彩で角度を変えた丁寧な刺繍で表現されております。
まるでレース文様や異国のアンティーク品のような
緻密かつ繊細な面持ち、更には「縫い」の魅力、その表情。
いつまで見つめていても見飽きることのない至極の逸品です。
手仕事の創作品のため、数あるお品ではございません。
ひと目でその心意気と高い技術力を実感して頂ける
素晴らしい出来栄えの一本です。
【 京の名工房について 】
本作品は、西陣の中でも有名な刺繍製作メーカーの方が独立され、
こつこつと手刺繍にこだわって制作された刺繍帯です。
この一点限り、大変お値打ちに仕入れて参りました。
決して量産できる作品ではございませんので、メーカーさんのご意向もあって
詳細は公表致しかねます。
メールやお電話でお問い合わせ頂けましたらご説明させて頂きますので、
気になりました方は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ4.35m(御仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 真冬を除く袷・単衣の時期に
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、高級な織のお着物など
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