商品番号:1524334
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
贅沢な刺繍の立体感…。
一目見ただけでも輝かしい美しさに
うっとりされてしまいます。
染とも織りとも異なる独特の風合い。
【 紫峯(しほう) 】による手刺繍袋帯をご紹介。
更に本品は帯地全てに箔糸をもたらし、
留まるところを知らない荘厳な面持ちを照らしております。
刺繍やすくい織などの手技帯の製作に高い評価を受け、
海外へもいち早く進出された
新進気鋭のメーカーが創り上げるハイクラス品。
六通に渡ってお柄を成した特に素晴らしい逸品でございます。
手刺繍ならではの緻密な美技の成果をこの一条にのみ映し。
ひと目でその心意気と高い技術力を実感して頂ける素晴らしい出来栄え。
実物をお手にしていただければ、さらにまたそのお柄の美しさと
卓抜した刺繍技に感動していただけることでしょう。
お手元でご愛用頂けましたら幸いです。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
銘[ 狛犬 ]
帯地はシックな黒を基調と致しまして
全体に藍色の紗綾形を尽くされた
大人女性の品の良さを演出する面持ち。
ところどころは金のお色味を用いた紗綾形が浮かび。
お柄の雰囲気をより一層捉えております。
そしてお太鼓には箔と手刺繍によって表現された狛犬が
力強い表現で君臨致しました。
体は箔で光沢を映しながらタテガミを刺繍で。
その凹凸は何とも趣味性高く。
ぐるぐるを刺繍によって織り表すのは
いったいどれほどの手間暇が必要だったことでしょう。
本当に気の遠くなる作業の末に生まれました
雅な美しさを誇る美匠でございます。
刺繍の技を贅沢に駆使して丁寧に表された意匠の迫力。
是非お手元でお確かめくださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、留袖など
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