商品番号:1523637
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
古代印度木版更紗、【 川端美朝 】氏による
紋織の紬地にお柄をあしらった表情豊かな紬地染小紋と、
同じく木版摺りで染めた洒落袋帯のセットのご紹介です!
市場にはほとんど出回らないレアなお品。
他の染色技法では決して味わうことのできない、
木版染め独特の持ち味を、セットではもちろん、
お着物、帯それぞれにカジュアルスタイルにあわせて
お楽しみいただけることでしょう。
【色・柄】
ふんわりと軽く、一面に唐花の地紋を織り上げた紋織紬地。
地色は穏やかな白茶色を基調として、
かすれた調子の木版更紗による「斜め唐花」のお柄が
着姿全体に浮かび上がります。
セットの袋帯は、ややハリのある銀通し地を用いて
同じ木版更紗染めによって青海波と唐花を合わせた創作柄を染め、
もう一方の面には、お着物と同じ斜め唐花の模様を
白地をベースに染めました。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【川端美朝氏について】
古代印度木版更紗の染色工芸作家
【 経歴 】
1948年 函館に生まれる。
更紗に魅せられ染色の道に入る。
1971年 染色の起源である古代印度更紗の研究に入る。
以後10年にわたりインドを歴訪し古代の文様の版木を入手、
古代印度木版更紗の復元に成功する。
1990年 「木版更紗」を発表。
2001年 インダス文明の三大染織を一枚の訪問着に、古代木版、
絞り、結城の絣を独自に組み合わせ独創的な作品を発表。
【木版更紗について】
唐草、樹木、ペイズリー、人物、動物などを表す
模様染めの布地を総称して更紗と呼ぶ。
起源は古代インドを発祥とする木版更紗に始まると
言われており、青銅器時代に栄えたモヘンジョダロ、
ハラパーをはじめ古代遺跡から発見、発掘されている
染織更紗は、紀元前2000年前から1000年前後に
シルクロード等を経てオリエント、中国、エジプト、
トルコなど世界各地に伝搬。
各地でバティック、プリンテッドコットンなど様々な
名称で呼ばれるようになった。
日本には室町時代中頃、勘合船による中国との
貿易により渡来したとされる。
1598(慶長3)年には鍋島藩主の鍋島直茂が
朝鮮から日本へ連れ帰った九山道清が創始した
「鍋島更紗」が制作された。
鍋島更紗は江戸時代後期に日本の各地に広がり、
天草更紗、長崎更紗、堺更紗、京更紗、江戸更紗など
日本各地で後の世の染色技法に影響を及ぼした。
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:グレー地・木版唐花柄
※パールトーン加工済
【袋帯】
絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ4.3m(お仕立て上がり)
両面全通柄
耳の縫製:袋縫い
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 27cm(7寸1分) |
後巾 | 32cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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