商品番号:1523494
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【 仕入れ担当 岡田より 】
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男、
【 龍村晋(たつむらしん)】の特選袋帯のご紹介です。
もともと、大変な高額で販売されていたお品で、
古今東西くまなくデザインの研究をしつくした
龍村晋氏らしい、色鮮やかに異国のデザインが
織り上げており、訪問着や付下、色無地などにあわせて、
印象的な帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
現在はもう織り上げがございませんので
お探しの方は是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかで密な織り味のやや光沢のある
ごくごく淡い薄白鼠色地に、藍染による藍色の糸、
桃色、蘇芳香、香色、若草色などの彩りの絵緯糸と
金糸を用い、花唐草のお柄が全通柄にて細緻に
織りだされております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 龍村晋について 】
龍村織物主宰
正倉院の古代錦を始め名物裂の復元と
多くの美術織物を創作した龍村平蔵の三男。
平蔵の著作権を受け継ぎその研究と復元制作を継承。
古代のロマンに魅せられ、日本はもとよりシルクロード、
西欧と広く題材を求めてその文様を錦に表現し、
比類ない「伝匠名錦」を保倉一郎と協力して
31年間に310柄の紋図デザインを完成した。
【 経歴 】
1908年 龍村平蔵の三男として大阪に生まれる
1933年 東京帝国大学経済学部卒用
日清紡入社
1940年 次兄の入隊に伴い、日清紡退社
龍村織物美術研究所に次長として入社
1941年 前年に施行された七・七禁令を受け、平蔵の命のもと
「織物維持保存」をまとめる
1950年 独立
1981年 傳匠名錦帯百柄達成を記念して「第一回傳匠名錦展」を
港区縞のクレセントハウスに於いて開催
1989年 NHK教育テレビ『古代ロマンに魅せられて』に出演
1995年 日本橋プラザに於いて米寿記念展開催
1997年 傳匠名錦帯三百柄達成
同年12月 永眠(三百十柄目を作成中)・享年89歳
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、お茶席、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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