商品番号:1523389
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
本当に…驚きました。
いわずと知れた名門、龍村美術織物の綴れ帯。
龍村フリークのお方でも、
中々ご覧になられたことのあるお方はいらっしゃらないのではないのでしょうか…
弊社でも幾度か取り扱いがございましたがその全ては名古屋帯でございました。
今回ご紹介が叶ったのは正に絶品の袋帯。
何度もご紹介できる御品ではございません。
一期一会のこの機会をどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
「 埃乃綴天使文 」と銘打たれたひと品。
綴れ地と言われ、大変硬いイメージがございますが、
龍村さんの綴れはしっかりとした中にもしなやかさを感じる風合いのもの。
目方を感じる密に織りなされた漆黒の地には
天使文が織り描き出されました。
世界中の織物の探求に努めた初代平蔵の精神が受け継がれて…
匠の手によって我が子のように大切に製作されたお品、
末代まで受け継いでいって頂ける至高の逸品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
たれ先の織り込みを確認するために一部縫製を解いております。
お届け前には口閉じをさせていただきます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.2m(短尺)
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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