商品番号:1522471
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
紬の名門【 恵大島紬織物 】の9マルキカタス式、
味わい深いお柄を細緻に織り上げた本場大島紬のご紹介です。
抑えた彩りですが、他には中々ない印象的な
デザインのお品ですので、ご年齢を問わず
カジュアルシーンに個性的な装いをお楽しみ
頂けることでしょう。
【 お色柄 】
大島紬ならではの渋く落ち着いた黒褐色地に、
茶系の濃淡と墨黒の彩りの9マルキ相当の絣にて、
エジプトの壁画を思わせるデザインが一面に
細緻に織り上げられております。
【 商品の状態 】
洗いに出されたと思われるしつけ糸が付属しており、
中古品としては概ね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 恵大島紬織物について 】
恵積五郎が興した大島の織元。
1969年に積五郎の息子・恵美知雄が
恵大島紬織物の2代目社長に就任。
恵美知雄が確立した「白恵泥」(白土を使い、
泥染めでありながら白い地色を作り出す技法)
で特許を取得している。
恵大島紬織物の紬は通称「恵大島」とも呼ばれる。
後継者不足により閉業した。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:薄煤竹色・無地
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬
本場大島紬織物協同組合の商標
製織:恵大島紬織物
身丈(背より) | 161.5cm (適応身長166.5cm~156.5cm) (4尺2寸6分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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