商品番号:1521876
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
【 誉田屋源兵衛 】より、金唐革の技法を用いて
創作された引箔に糸の立体感を加えた特選袋帯のご紹介です。
抑えた色彩のお品ですが、箔糸を絶妙に用いた
幻想的なお柄で、洒落訪問着や小紋、牛首や結城、野蚕紬などの
力のある織のお着物とのコーディネートで
存在感のある帯姿を演出してくれる事でしょう。
【色・柄】
キュッとキメ細やかな風合いの帯地は、
シックな黒を基調に、一面に波涛と吹き寄せの模様を浮かべて。
意匠にはお太鼓と前柄に、引箔の技法を用いて
幻想的に彩りが移り変わる「糸遊び」の柄が織り成されました。
タテ・ヨコを自由に走る糸に金彩を重ねて、
金唐革らしいマットな彩りの変化や立体感をそのまま感じて頂ける
老舗独自の工芸帯でございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.45m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
※パールトーン加工済
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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