商品番号:1521385
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
目を惹くデザイン、他とは一線を画する個性。
『松下喜晴』氏の手掛けた、臈纈染め小紋のご紹介です。
上品な風情と、洒落感が見事に調和した素敵な作品。
現代好みのハイセンスな一枚をご紹介致します。
確かな仕上がりを、じっくりとご覧頂きたく思います。
どうぞお見逃しなく、素敵に御召くださいませ!
【 お色柄 】
さらり、しっかりとした地風をもつ上質な絹地を羊羹色に染めなし
意匠には異国情緒感じるアラベスク模様をひしめくように染め表しました。
臈纈染による、やわらかに滲むお柄のアウトライン…
無駄の無い、洗練された空間が表す、悠遠の美。
画面上でどこまで美しさを伝えられるかわかりませんが、素晴らしいの一言です。
染めの仕上がり、着姿の存在感、まず間違いございません。
どうぞ、洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください!
【 臈纈(蝋纈)染めについて 】
熱で溶かしたロウを筆に含ませ生地に模様を写し染め抜いたものです。
ロウで生地に模様を描くことによりロウで模様を描いた部分に染料がのらないので
模様の部分が白く染め抜かれます。
また臈纈染めの特徴として、
ロウを含ませた筆で描くので墨書きと同様筆のタッチが得られること。
一度ロウで書いた模様の上にもう一度重ね描くことにより濃淡が出来るので、
立体感が表現できること。
又 模様を書いた生地を染めるとき自然にひび割れが入るため、
この部分に染料がにじみなお一層臈纈染めの魅力となります。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13.5cm 内巾37cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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