商品番号:1519749
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
レアなお着物を買いとらさせて頂きました
その技術は一子相伝、門外不出とも言われる超希少品。
ざざんざ織ともうひとつ静岡県の工芸品。
証紙などございませんがこの風合い
工藝手織・伊兵衛織の逸品紬に間違いございません
残念ながら10年近く前に生産は終了してしまっておりますので、
今後新たなお品が出てくることはなく、現在市場あるお品だけとなります。
入手困難、探してもある物ではございませんので、
ファンの方はぜひこの機会
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れて参りましたが
よごれやけどもなく 良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【お色柄】
やや地厚な薄銀鼠の地に
太細の紺青の縞間道模様
その彩のコントラストが
民芸味のモダンさを加味し
シンプルながらも飽きのこない
仕上がりとなっています。
厳選された玉繭から一般の製品の約4倍の太さに紡がれた上質でしなやかな糸は、
ゆっくりと引き紡ぐため空気を多く含み、太さも均一にはならず、
そのため独特の光沢と重み、またしなやかで身体に馴染む風合いを持ちます。
糸のゆとり、布のゆとりで空気が自然に出し入れされ、
お使い頂くうちに、徐々に体や動作に添っていきます。
5年、10年と時を経過するに従って一般の紬と比べ、
その着心地は格段に違い、使うほどに魅力が増してきます。
手織りで綾なされるそのほっこりとした表情が
絶妙の工藝味を醸し出した織り上がり。
をどうぞこの機会にお手元でご堪能下さいませ。
【伊兵衛織について】
伊兵衛織とは、民芸の根本「用の美」をコンセプトに
浜松の郊外にある屋敷内で染織、 織られていた絹織物です。
昔、昔浜松に200ほど庄屋があった中で、
お殿様とお話ができた4軒の庄屋の一軒で、当主が代々継ぐ名「伊兵衛」から由来しています。
先代の当主は柳宗悦と共に民芸運動をすすめた人で、
昭和6年敷地内に日本民芸館(現在は東京駒場)を作りました。
和時計の収集家で知られ、文化人、茶人とも交流が深い趣味人でした。
第二次大戦後、庄屋制度がなくなり先代から
手織の仕事に本格的に携わる様にりました。
~伊兵衛織の糸について~
2匹のさなぎが寄りあって一つの繭を作り上げた玉繭から手紡ぎした玉糸を、
一般の紬糸と比べ4倍ほどの太さに拠りあわせた糸を使用しております。
90年半ばに供給を受けていた愛知県豊橋市の最後の玉糸工場が、
閉鎖という危機が訪れます。
すなわち玉糸の生産中止は伊兵衛織の危機でもあります。
水野日出夫さんが全国で唯一、
手工業で生糸を作っている宮坂製糸所を訪れ糸の制作をお願いし、
廃業した豊橋市の工場から機械を譲り受けて指導を仰ぎ製作されておりました。
しかし現在ではこの国産手紡ぎの玉糸の生産ができなくなったことで、
伊兵衛織の生産は終了し、市場にあるお品が全てになっております。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
居敷当あり
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
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裄丈 | 66.6cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34.8cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 23.8cm(6寸3分) |
後巾 | 291cm(6寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈77.2cm(2尺0寸4分) 袖巾39.4cm(1尺0寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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