【本場結城紬】 もう織れないかも。 160山亀甲・地機織 ≪単衣・御仕立て上がり・中古美品≫ 「装飾華紋」身丈158.5 裄69 鑑定書ご用意可能!!

商品番号:1519721

¥594,000

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【 仕入れ担当 竹中より 】
本結城の希少なお着物の中でも、幻の作品を入荷いたしてまいりました。
今後このような御品とめぐり合うことは皆無に近いでしょう…


証紙はございませんが160山本結城として
仕入れています。

紬専門商社さんにお見せしたところ
間違いないとの お墨付きを頂きました
重要無形文化財指定の地機織、本場結城紬。
さらに糸から別格の160山絣の詰のお着物でございます
通の方はこの価格必ずやび頂けるはずです

ご希望があれば現品を産地に送って
鑑定書もご用意させて頂きます

飛絣のお品ではなく、詰絣です。
細かな亀甲を合わせて、ただひたすらに織っていく…。
糸づくりから考えて、手括りによる絣、そして織りに至るまで、
年単位の時間がかかっているのではないでしょうか。

現在ではもう、160山亀甲の御品は産地でもほとんど織られることはありません。
それは糸紡ぎができないから。
糸紡ぎ職人の高齢化により160亀甲に適した極細の真綿糸が紡げなくなっており、
「織る」ことは可能ではありますが、「素材」が作れないのです。
上記の点に加えて絣づくりが困難を極めます。

ここ京都室町と産地を含めてもおそらく数反あるかないかというレベル…
今後の織り上げはほぼできないのではないでしょうか。
一般的な市場価格は車よりも高く、本当に結城紬の中でも特別なひと品です。
家宝としていただきたいひと品です。

まさにリサイクリならではの一期一会。
ぜひこの機会をお見逃しなく!


【商品の状態】
リサイクル品として仕入れていますが
保存状態もよく お届けしてすぐに
お袖を通していただける状態です
また年々 着用時期が長くなっている
単衣で仕立て上げられています


【 お色柄 】

ふっくらとした地風の経緯 真綿の紬地。
こっくりと深い濃紺色にのその地一面に、
160山亀甲の絣を敷つめ
(それも2色の絣を使い分け)
装飾華紋をリズミカルに奥行きたっぷいに
織り出しました

織り手さんや、絣を括って糸を染める職人さんの根気が伝わってくる、
確かな織物という美術工芸品。
一流の手仕事の美しさを末長く愛でていただける方にお届けいたします。

糸の上等、織りの根気、お柄の伝統、
一代ではもったいない…心よりそう思います。

三代お召しになって味が出るといわれるすばらしい地風は、
丁寧に紡いだ上質な真綿を使用しておりますので、本当にしなやかです。
洗い張り、仕立て直しを繰り返し、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛顧いただきたい逸品でございます。

宝物のように慈しみつつ一生を過ごし、お嬢様やお孫さんへとつながってゆく、
まさに人生の伴侶としての表情をご堪能いただきたく思います。
一瞬で心に刻まれたこの”美”。
一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。




【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)

茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物

茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。

平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。

戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。

元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。

本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。

【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
    同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
    財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
    『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
    結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
    保持団体の認定に変更
    171名で本場結城紬技術保持会設立
    同会が重要無形文化財「結城紬」の
    保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
    結城紬伝統工芸士認
   (この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
    満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
    不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
    改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
    「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
単衣仕立て 居敷宛なし 背伏せあり

- サイズ

身丈(背より)158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm)
(4尺1寸8分)
裄丈69cm(1尺8寸2分)
袖巾34.8cm(0尺9寸2分)
袖丈49.2cm(1尺3寸0分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾30.7cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 4/末ー6  9-10

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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