商品番号:1519554
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
上質を求める大人の女性へ…
丁寧な手作業で染め上げられた完成度の高さは秀逸。
多くの京友禅の染匠の中でも北川が別格と言われるには理由がございます。
伝統を守りつつも時代の風を読んだ創作姿勢を心がけ、
常に最上のものを追求する…
その精神は、 すばらしい作品群に見事なまでに反映されています。
おそらく何十年たっても、次世代の方が袖を通したいお着物ではないでしょうか。
名門『染の北川』より、一流の染めを施したシンプル重宝の小紋のご紹介でございます。
残念ながら今では制作されておりませんので
市場には残された僅かなお品物のみとなっております…
都会の風景に溶け合う、モダンな普遍美…
どうぞお見逃しないようご覧くださいませ。
【 お色柄 】
肌を滑るようなしなやかな絹布は特選丹後ちりめん地。
その地を品の良い絹鼠色と薄花色に暈し染めを施しました。
その染色美はさすがは一流…
お柄には掠れたような格子模様が全体に染め表されて
すっきりとしたお柄でありながらもカジュアルな
洗練された意匠…
さすが北川と呼べる染めの仕上がりを、
ぜひともお手元でご堪能いただきたく存じます。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約13m 内巾36cm (最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 単 ]
湯のし1,650円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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