商品番号:1519543
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
染め上げたのは、京の上等ものやさん「今堀染匠」。
一般にあまり名前は通っていないかもしれませんが、
少ない人数で昔ながらの手染めにこだわり、
専門店向けの逸品ばかりを創作されている染元の創作品です。
正統派に忠実に。真面目に、心を込めて。
本当に丁寧なものづくりをなされる染め屋さんです。
おのずとその創作点数はかなり限定されてまいりますが、
だからこそ、まず他にはないこの佇まいをご覧いただきたく思います。
【 お色柄 】
さらりと絹本来の光沢を備えた上質ちりめん地。
その絹地を上品な水柿色に染め上げて。
お柄には、金彩による松と繊細な暈しによる霞模様を表現しました。
あくまでも上品に、そっと場に馴染むような優しい着姿を演出します。
上前には金駒刺繍も施し、さり気ない気品を加えて…
古典的な彩りの美しさに、京友禅らしいはんなり。
一歩引いた控えめなセミフォーマルにぴったりのひと品です。
間違いのない染めの仕事の御品です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈188cm(背より身丈173cmまで) 内巾37cm(裄丈70cmまで)
白生地には、大塚ブランドの特選ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 入卒式、パーティー、初釜、観劇、コンサートなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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