商品番号:1519301
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
生地からこだわった上質のちりめん地の風合いと、
繊細に描かれた上品な意匠美に惹かれて仕入れて参りました!
染め上げたのは、京の上等ものやさん『今堀商店』
楚々とした気品香る京友禅付下げをご紹介いたします!
すっきりとした彩りですので、末永くお召し頂けますし、
お付き添いなどの控えめで上品な装いのシーンにお薦めです。
女性を美しく彩る一枚を…
どうぞ末永くお召し頂ければ幸いです。
【 お色柄 】
銘「 折枝牡丹 」
さらりと絹本来の光沢を備えた特選駒無地。
その絹地をしっとりと象牙色に染めて、上品な印象の絹地に仕上げました。
お柄には、細やかな構図の「折枝牡丹」の意匠を描きました。
ごく繊細な構図で、花びらにぼかし染めも施した面持ちは
あくまでも上品に、そっと場に馴染むような優しい着姿を演出します。
水墨画のような色彩の濃淡で表現される奥行きや
柔らかな質感はシンプルだからこそ魅力が溢れ出ているような…
上前にはそっと金刺繍も施し、さり気ない華やぎを加えて…
古典的な彩りの美しさに、京友禅らしいはんなり。
一歩引いた控えめなセミフォーマルにぴったりのひと品です。
間違いのない染めの仕事の御品です。
【 今堀商店について 】
一般にあまり名前は通っていないかもしれませんが、
少ない人数で昔ながらの手染めにこだわり、
専門店向けの逸品ばかりを創作されている染元の創作品です。
正統派に忠実に。真面目に、心を込めて。
本当に丁寧なものづくりをなされる染め屋さんで、
友禅ものを扱う問屋間では、その品質に定評があります。
特に付下げを得意とし、華美に過ぎない上品なものづくりが特徴と言えます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈185cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には、特選駒無地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、お付き添い、芸術鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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