商品番号:1518335
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
【 河合美術織物 】謹製の、
風流な古典文様を織り上げた
クラシカルな袋帯をご紹介いたします。
古典のお柄の映える、鮮やかな彩りのお品で、
訪問着や付下、色無地などの
フォーマルのお着物に合わせて、
華やかかつ印象的な帯姿をお楽しみいただけます。
初釜や披露宴から、ご観劇、芸術鑑賞などまで、
和の趣豊かな装いに是非御召し下さいませ。
【 お色柄 】
ハリのあるアイボリー帯地に、
観世水と枝垂れ桜の意匠を織りなし、
重ねるように、額縁取りに胡蝶を込めたお柄をあしらいました。
鮮やかな彩りに、ふっくらと織り上げられた古典のお柄が、
印象的に艶めき、クラシカルな華やぎを演出するお色柄でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたので薄っすらと着用皺がございます。
また裏太鼓にあたる部分に、画像のような汚れがございますが、
お届け前に可能な限り、お直しさせて頂きます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ!
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.46m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、初釜、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、紋付き色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています