【 仕入れ担当 中村より 】
十日町友禅の名門【 青柳(あおやぎ) 】より、
絞り染を併用して大胆なお柄を染め上げた
大喜百花シリーズの特選訪問着のご紹介です。
奥行きを感じさせる味わい深い仕上がりのお品で、
ご年齢問わず、流行り廃りなくフォーマルシーンに
凛とした着姿をお楽しみいただける事でしょう。
今回は【じゅらく】の、
帝王紫を用いて、織り出された特選袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
セット価格でお届けさせていただきますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[着物]
光沢感のある紅消鼠色を基調とした絹地。
お柄には迫力ある波濤と鶴の意匠とともに、
疋田絞りや四季花を込めた地紙、短冊文を込めた段意匠を染め上げました。
[帯]
しなやかな帯地は、シックな黒色を基調として。
その上に帝王紫の糸と彩糸で
立涌唐花模様を施しました。
帝王紫による美しい色糸や地と調和をなす彩りの絹糸は、
奥行ある幽玄な帯姿を演出します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 帝王紫について 】
「帝王紫」という特殊なお色は、
その彩りの美と希少性により、古代ローマなどでは、
高貴な位に就く者しか使用することができなかったと言われております。
特殊な貝の色素(1gの染料を採るために2000個もの貝を要する)から染め出した
高貴でかつ、美しい紫色でございます。
【 じゅらくについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.329
※(現・川島織物セルコン 身装・美術工芸営業本部
じゅらく営業部)
豊臣秀吉ゆかりの聚楽第にちなんだ
五三の桐をモチーフに繭玉に見立てたロゴを使用。
じゅらくは帝王紫や黄金繭など素材や染料を開発し、
着物の概念を破る斬新な帯を作り続けてきた
西陣のトップメーカー。
御所人形(別名:伊豆蔵人形)を商いとしていた
伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が、1930年(昭和5)に
はじめた織物業『伊豆蔵福機業店』に端を発する。
1964年に「じゅらく」に名を改めた。
現在、川島織物セルコンの子会社として運営しており、
完全受注正産制を取っている。
【 きものの青柳について 】
十日町の染元
1938年(昭和13年)創業
創業者は青柳大喜(喜は七文字3つの旧字体)
創業以来、伝統の技術をいかしながら
決して人と同じものはつくらず、オリジナリティのある
きものをつくることをモットーに、ものづくりを
続けている。
1980年頃から、より複雑で高度な複合加工の
きもの創作に力を注ぎ、工房内での手業の
一貫作業システムを構築。
特に「桶染め」などの絞りや染めに関わる
選び抜かれた職人達を中心に育成し、
産業通算大臣賞を初めとする多数の受賞歴がある。
大喜百花、慶琳寛、創柳庵、本桶辻ヶ花などの
ブランド、櫛引織や志ぼり刺繍飛香(ひぎょう)
などの特許技術がある。
[着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
[帯]
絹100% 指定外繊維以外
長さ約4.35m
じゅらく謹製
※パールトーン加工済
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 35.5cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 48cm(1尺2寸7分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm (1尺 8寸 6分) 袖巾36cm (9寸 5分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています