【 仕入れ担当 田渕より 】
美しき軽やかな…
織りの富貴を感じさせる夏の特選品。
西陣の老舗、洛陽織物より
盛夏のお着物にスッキリと合わせていただける逸品をご紹介致します。
夏のフォーマルからセミフォーマルまで、
幅広くお締め頂ける重宝間違い無しのひと品、
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ほどよいシャリ感、涼を感じさせる透け感…
すっきりとして爽やかなオフホワイトの帯地は、
さらりとした質感の上質の紗地。
柔らかな淡藤色と白緑色で段暈しを施し、
草花の意匠を織りなしました。
凛とした風情に満ち、高級感が溢れ出す仕上がりです。
大人の女性の夏の後姿を格調高く、美しく、そして涼やかに飾ってくれるひと品。
夏の訪問着、色無地、付下げなどとのコーディネートでどうぞ。
【 洛陽織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.56
1898年(明治31年)創業
1949年(昭和24年)設立
天保初年(1804年) 井筒屋萬助が織司として創始。
初代井筒屋萬助(滋賀萬助)が近江国滋賀郡より入洛。
西陣にて織司「井筒屋」を興した。
1949年四代目滋賀辰雄が「洛陽織物株式会社」を設立。
格調高い礼装用の帯をはじめ、洒落帯、御召など
長い歴史の中で培われた織技術を用い、丁寧な
ものづくりを続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙N56 洛陽織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー・音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
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