商品番号:1513839
【 仕入れ担当 更屋より 】
緻密なる織、その表現力…
西陣織の帯といえば真っ先に名前が上がる名門、
『龍村美術織物』によるハイクラス袋帯のご紹介です!
溢れんばかりの品格、本物の趣きあるその姿。
お着物通ならずともその名は一度は耳にしていただいたこと、
あるのではないでしょうか。西陣の名門中の名門『龍村美術織物』
いつかはお手元に…とお考えの方も多いと存じます。
今回ご紹介の御品は、確かな風格を漂わせつつも、
現代的シーンにも馴染むモダンさをも秘めた名門の一条。
幅広いシーンで高貴な和姿を演出してくれることでしょう。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
本袋にて織り上げられた帯地は意匠を映えさせる薄黄色。
織り成されたざっくりとした金糸による立体感、力強い織りの表現力。
上品な箔の輝きは、まるで吸い込まれるよう…
織りの表情、箔の煌きは画面でお伝えするには限界があるやも知れません。
お柄には全て金糸を用いておりますが、全体の色彩を統一することにより
決して華美になりすぎず上品な華やぎがすっきりと表現されております。
上品にそして穏やかに、品格溢れるひと品でございます。
奥行・色彩・意匠とどれをとっても一流であり、
いずれも欠かすことの出来ないその技と感性から生まれる織りの芸術。
贅沢な美術工藝品であり、世代を超えてお使いいただける本物のひと品。
良い帯は着物姿の格調を高めてくれると云われます。
きっとどんな場所にでも安心してお召いただけて、最高の帯姿・着物姿に。
最高級のひと品、お手元で大切にご愛用くだされば幸いでございます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No644:龍村美術織物
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、初釜、パーティー、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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