商品番号:1513213
【 仕入れ担当 岡田より 】
多数の賞を受賞し、200年の伝統を誇る…
田畑家 五代・田畑喜八氏による特選訪問着をご紹介いたします。
田畑家を象徴する藍の彩りが
こっくりと深い地色を品よく彩る…
本品は氏の作品の中でもたっぷりの柄嵩のハイクラス品でございます。
ぜひ、この機会に「主人公は着る人」という、
有名作家の信念をお手元でご堪能ください。
【 お色柄 】
研ぎ澄まされた感性を絹地に表して…
細かなシボ感のある焦茶色の絹地はサラリと肌に滑らか。
雪輪取りの中にあらわされたのは、四季の草花に囲まれた茶屋辻の意匠。
縁取りの金彩や金駒刺繍は高雅に輝いて…
さらに洗朱色の刺繍のあしらいが、藍の世界で上品な華やぎのアクセントとなり
女性らしい印象をそっと高めます。
奥行き感たっぷりに、気品と情趣をかもしだして。
さりげないようでいて、はっとするような気品。
上品ながら確かな存在感ある着姿をご堪能いただける1枚かと思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 五代 田畑喜八について 】
本名:田畑禎彦
【 経歴 】
1935年 京都府生まれ
1959年 早稲田大学第一文学部美術専修卒業
1961年 京都市立美術大学日本画科終了
同年 田畑染織美術研究所入所
1971年 株式会社田畑染織美術研究所設立
1995年 五代田畑喜八襲名 代表取締役社長就任
2000年 伝統工芸品産業功労者褒賞
2006年 旭日双光章 受章
【 田畑家について 】
1825年(文政八年)以来初代は日本画家にはじまり、
二代、三代と受け継がれ、京友禅師への変遷。
ついには三代目で人間国宝を輩出した京友禅の名門。
初代は『小房屋喜八』として日本画で名を知られており、
明治以降に『田畑喜八』と名を変えた。古代衣裳や古代裂の
蒐集と研究、そして仕上げ染の筆致と糸目友禅を見事に
活かした独自の友禅染めを創り上げた三代目、
田畑喜八(貴之助)がついに、1955年(昭和30年)に
友禅で第一回の重要無形文化財(人間国宝)に指定された。
現在五代目・田畑喜八(禎彦)が創作活動を続けている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※ガード加工済
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾34cm (9寸 0分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、観劇、音楽鑑賞、会食、入卒式・七五三のお付添など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています