【加藤手織牛首つむぎ(加藤機業場)】 特選本場牛首紬地染袋帯 金刺繍 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「花の名残」 希少な『加藤改石』の生地!

商品番号:1512506

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【 仕入れ担当 岡田より 】

かなり珍しい、【 加藤手織牛首つむぎ(加藤機業場)】の
フシ感豊かな牛首紬地に、染と金糸を用いた刺繍にて
味わい深いお柄を染め上げた洒落袋帯のご紹介です。

同じ牛首紬の織元である白山工房の生地に比べ、
加藤手織牛首つむぎの生地は生産数が少なく、
希少な生地。

洒落訪問着をはじめ小紋や織のお着物との
コーディネートでカジュアルシーンに
重宝していただける事でしょう。


【 お色柄 】
かなり厚みのある、ざっくりとした地風の紬地を
落ち着いたサンドベージュに染め上げ、地色に調和する
抑えた彩りと細い金糸を使用した刺繍にて、降り積もった
桜の花弁の塚のお柄がバランスよく表現されております。

【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。

※タレ先の内側のお仕立てが一部ほどかれております。
お届け前に口閉じをさせていただきますので、
お届けまで1週間前後頂戴いたします。

【 加藤手織牛首つむぎ(旧:加藤機業場)について 】
1912年(明治45年)紬工房開設
牛首紬の織元
黄綬褒章受賞

石川県牛首紬生産振興協同組合と共に
牛首紬の品質保持、評価拡大のための
品質検査も行っている。
※2014年4月より保証書の表記を
加藤機業場から加藤手織牛首つむぎに変更。
※2020年2月1日以降、社名変更に伴い
加藤機業場の表記を加藤手織牛首つむぎに
順次変更

大東亜戦争中、生活必需物資統制令公布(1941年)による
規制と、食糧増産のため桑園は畑に転用を余儀なくされ、
養蚕の絶減によって牛首紬の原料となる原糸の製造は
絶たれ、特産物である牛首紬の生産は不可能となった。

戦後牛首紬の生産復興に努力していた最後の機業場であった
水上機業場も1950年廃業。
1955年には紬織を続ける者は、加藤手織牛首つむぎ
三代目当主であった加藤三治郎とその一家のみとなる。
三治郎はその家族と共に僅少の山桑による自家養蚕により
原糸を生産、家内生産によって伝統の技を保持し続けた。
三治郎の妻で牛首紬の伝統技術者・加藤志ゅんは
その労苦に対し1978年黄綬褒章を授与された。


【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)

石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。

また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・牛首紬
加藤手織牛首つむぎ(加藤機業場・加藤改石)の証紙(生産工房の証紙)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など

◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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