商品番号:1512323
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
弊社でのご紹介は過去に数回だけ…
長らくお探しの方もいらっしゃることでしょう。
非常に珍しい、津軽・こぎん刺しの工芸名古屋帯のご紹介です!
南部菱刺しの作品ですと、比較的ご紹介の機会もあるのですが、
津軽こぎんの作品は滅多と見かけることがございません。
今回は運よく見かける事ができ、特別に買い付けて参りました!
次回のご紹介はお約束出来ません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
麻地でありながら、しなやかで、地厚。
深い深い鉄紺地に、白の綿糸が生み出す美しい菱形のハーモニー…
菱入の色紙の意匠が実に豊かな風情をかもしだしております。
流通には滅多とのらない稀少な工芸品。
現品限りの入荷でございます。
【 津軽こぎん刺しについて 】
江戸時代、津軽の農民たちは麻の着物しか着ることが許されませんでした。
津軽の厳しく長い冬を少しでも快適に過ごすため、
保湿と補強のため 、麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになり、やがて「津軽こぎん刺し」が生み出されました。
「南部菱刺し」は、偶数律に筋目をひろうのに対し、
「津軽こぎん」では、縦の織り目に対してて、
一・三・五・七・・・と奇数目を数えて刺す技法で弘前を中心に発展してきました。
こぎん刺しの基礎模様は「モドコ」と呼ばれ、
数十種類にも及ぶ模様を巧みに組み合わせることで、より大きく美しい幾何学模様が生み出されます。
農家の嫁入り前の娘達は布目に美しさを求め、
菱形を主としたこぎん刺し模様を創作、
農閑期に家族の健康を願いながら刺し綴ったそうです。
昭和初期の民藝運動で全国的に注目され、
温もりある手芸として現在でも幅広い世代に親しまれています。
麻100%(刺繍糸:綿糸)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご年代は問いません
◆着用シーン 行楽、お食事会、ショッピング、女子会、街着など
◆あわせる着物 織のお着物、綿きものなど
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
※帯地の特性上、手縫い仕立てのみとさせて頂きます。
また撥水加工はおすすめしておりません。
★名古屋仕立て(税込13,750円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込17,050円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態ですが、
裏地は付けないことをおすすめ致します。
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