商品番号:1511967
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
驚きました…こんな作品に出会うことができるとは…
昭和58年にお亡くなりになられました、
人間国宝、小川善三郎氏のお品でございます。
ご存知の方は本当に驚かれることと思います。
現在も「献上博多織」で人間国宝として活躍されている、小川規三郎氏の父。
今ある博多織はこの人なしでは語れないほどの名工でございました。
まず出会えたことが奇跡!
もう探されても出会うお品ではございません。
お持ちになられているだけでその価値は十分にございます。
お仕立て上がりならではのお値段かと存じます。
次のご紹介は決してお約束出来ません!!
お見逃しなきようお願い申し上げます!
【 お色柄 】
上品な淡い白色の地に、シンプルに五献上を織りなした本品。
草木染による柔らかなお色…。
手織りならではの打ち込みから生まれるしなやかさ、ほどよい張り、締め心地…
是非お手元で国宝の美技をご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
たたみ皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスさせていただきます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 小川善三郎について 】
博多織の機械化、分業化が進む中で、今なお製作過程の全てに関わり、
手織りの献上博多織にこだわり続ける人間国宝・小川規三郎。
その心、その技は父であり師でもある善三郎氏から受け継がれました。
善三郎氏は明治33年7月15日に福岡で生まれ、
父熊吉に師事し織物の道に進みます。
昭和27年に独立し、手織りによる献上博多織の研究を続けられ、昭和46年、献上博多織で人間国宝に認定されました。
昭和58年享年82歳でお亡くなりになられるまで、
現在まで続く本場博多織を牽引し続けていらっしゃいました。
善三郎氏のお品にはふつうの献上博多帯にはない、
なんともいえず内に秘めたような力強さが感じられます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.7m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン お稽古、音楽鑑賞、観劇、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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