商品番号:1510045
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
斉藤三才氏らしいシックで粋な世界観を詰め込んだ全通袋帯のご紹介です。
シンプルなお柄付の中にある織へのこだわり。
歪によろけさせた縦縞から放たれる無言の重圧。
無駄を削ぎ落とした洗練の末の、上質な静の気配です。
こだわりの洒落姿をお探しの方へ。
お目に止まりましたら、是非ともお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
軽量でハリ感のあるシックな黒の帯地。
沈むように深い黒地を走るうねるような縞模様。
色数は抑えて、織りの風合いを存分にお楽しみ頂ける仕上がりでございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 斉藤三才について 】
三才染工芸・斉藤才三郎氏の長男に生まれる。
染色作家として活躍していた父の影響を受け、
同じく「珍粋」に奉公へ。
修業期間を終え、三才染工芸に入社。
二代目として得意先周りをし、技術の研鑽を重ねる。
父の知り合いであった日本画家・加納三楽輝に師事。
和装の常識を打ち破った配色が「六十(才)地色に
二十(才)柄」と業界から批判を浴びたが、その
独創的な色調は市場に受け入れられ、「三才調」と
呼ばれるスタイルを確立した。
【 経歴 】
1940年 染色作家・斉藤才三郎の長男として、
染色の本場京都に生まれる
厳父や日本画の大家、加納三楽輝に師事
1965年 「美しいキモノ」に作品発表、以来数々の雑誌や
テレビに取り上げられ、その斬新な感性が脚光を浴びる
1974年 初の個展を開催(京都ロイヤルホテル)
業界に新風を吹き込む
以来、毎年連続で個展を開催し続ける
1982年 国際アカデミー賞受賞
2003年 第30回個展を開催(みやこめっせ)
記念イベントとしてきものショーを併催し、
約1000名の来場者を迎えた
2004年 2004きものファッションショー&展覧会開催
(国立京都国際会館イベントホール
長年にわたり構想を温めていた
「京都きものコレクション」の実現に至る)
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.47m
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お稽古事、行楽、ショッピング など
◆あわせる帯 洒落訪問着、小紋、織りのお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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