商品番号:1509878
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【 仕入れ担当 岡田より 】
人の温もりと、自然の優しさを織物に…
福井伝承織物、越前石田縞をもう一度と…
決意をもって紡ぎ、蘇られせた、佐々木理恵氏による、
工芸九寸名古屋帯のご紹介です!
圧倒的に流通数が少ない「越前石田縞」とよばれる綿織物。
越前石田縞は一度、この世から姿を消した織物ですが、
それを見事復活させたのが、
日本工芸会準会員の佐々木理恵氏。
弊社でのご紹介も本当にごくわずかで、
次回のご紹介はお約束できません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ほっこりと優しく、どこか懐かしい素朴な手触り…
手紡ぎの糸ですので、少しふっくらとした厚みがございます。
お色味はやわらかく、江戸茶色を基調に、
白色や珊瑚朱色、丁子色 などの縞模様と格子を重ねて。
自然のお色味をいただく草木染めならではの風合いでございます。
シンプルなお柄ですが、醸し出される素朴な美しさ。
おきもの通の方に…懐かしみつつ現代にお召しいただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用跡やたたみジワがございます。
ご着用の際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 越前石田縞について 】
江戸時代後期の文政年間。
福井県、鯖江の下、石田に住む高島善左衛門が、貧しい村人を救うために
美濃で縞織物を習い、織工を招いて工場を建て、副業として近在に広がった…
これが石田縞の始まりとされております。
そして大正時代までは、寝具地や普段着、学校の制服など広く親しまれていたようですが、
昭和に入り、衣生活の洋装化や繊維技術の進化により淘汰されてしまい、
いつしか“幻の織物”と呼ばれるようになったそうです。
佐々木氏は、この幻の織物に、短大の卒業研究の際出会い、
その魅力にひかれ、一度絶えてしまった織物を再び伝えていきたいとの思いから、
現在の「越前石田縞」をはじめられました。
経糸:紡績綿糸 緯糸:手紡綿糸・竹紙 長さ3.65m
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、ランチ、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるきもの 小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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