商品番号:1508174
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希少な改石牛首紬を染めた紬訪問着をご紹介致します。
【仕入れ担当 吉岡より】
手織り牛首紬の節感豊かな紬地に京友禅で柄を施した
洒落ものの訪問着です。
カジュアルなパーティーやお食事会、行楽など趣味性を添えた装いに、
他には無い風合いと深みのある彩りをお楽しみ頂ける逸品社交着です。
織物ファンの方は必見、状態の良い一枚を
お仕立て上がりならではのお値打ち価格でお届け致します!
【色・柄】
地色はシックな黒色を基調に染めて。
お袖やお裾には、グレーのみを込めた粋な配色で
「鳥獣戯画」の模様を描きました。
改石牛首紬ならではの節の風合いが浮かび上がり、
味わい深い染めによって、生地の良さと繊細な染めの風合いを
存分に感じて頂ける仕上がりです。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【改石牛首紬について】
現在、本場牛首紬の織元は「白山工房」と「加藤手織牛首つむぎ」の二軒のみ。
そのうち、本作品の帯地を織り上げた「加藤手織牛首つむぎ(旧:加藤機業場)」は、
「改石牛首紬」の名でも知られています。
牛首紬の特徴である玉繭糸を緯糸の100%に使用し、
素朴な節の風合いが浮かび上がる様は、意匠の優雅さを一層引き立てるものです。
【牛首紬について】
日本の三大紬のなかでも、生産量が一番少ないとされている牛首紬。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけ用いますため、
牛首紬は、着物・帯を合わせて年間数千反と言われております。
加賀の国・白峰村一帯の集落は、古くから自然の玉繭を原料に手機紬が織られてまいりました。
耐久性に優れた牛首紬は、釘にかけても破れないほど丈夫と言い伝えられておりますので、
別名「釘抜紬」とも呼ばれます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 28.5cm(7寸5分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルなパーティー、お食事会、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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