商品番号:1507759
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
大島紬の伝統柄といえば、未だ高い人気を誇る「龍郷柄」。
その龍郷のお柄を織り上げた特選の大島紬のご紹介です。
伝統柄でありながら、モダンな
印象を受ける仕上がりのお品。
裾捌きもよく、着付けもしやすく
カジュアルシーンにこだわりの着姿を
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
大島ならではの絹鳴りする深い茶褐色地に、
総絣で込めた龍郷のお柄が一面に
織り描き出されております。
そっと挿した青色が全体に落ち着きをもたらし、
クラシックな気品を感じさせます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 龍郷柄について 】
大島紬を代表する伝統柄として知られており、
もともとは奄美大島の自然の恵み、ソテツの葉と
ハブの背の鱗模様を意匠化したもので、その名前は
大島紬の一大産地である奄美大島の龍郷町に由来する。
経絣糸と緯絣糸を2本づつ引きそろえ、
垂直に組み合わせ並べられた、矢羽のような文様が
ソテツの葉。そしてハブの背の模様を意匠化した
菱紋の中に赤や青のカラーアクセントが入ったものが
一般的に多く見られた龍郷の特徴である。
近年は、赤や青のアクセントカラーをあえて含まない、
単色のものや、織元が工夫を重ねて様々なパターンの
新しいデザインが創作されている、
龍郷柄は経糸の本数が少なく、13算(経糸1040本※1算が経糸80本)
の経糸の構成となっているため、一般的な大島の経糸構成の
15.5算のお品にくらべると、ややざっくりとした粗い繊維の
風合いとなる。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 156cm (適応身長161cm~151cm) (4尺1寸2分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古事、行楽、ショッピング、ご友人との気軽なお食事、街着 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています