商品番号:1506503
(税込)
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西陣屈指の名門【桝屋高尾】による傑作袋帯のご紹介でございます。
【仕入れ担当 吉岡より】
ハイクラスで趣味性豊かな意匠のひと品をお値打ちにお届けいたします。
あらゆるフォーマルに対応できる艷やかな表情、
軽くてしなやかな独特の風合いは、
ぜひお手元でお確かめ頂きたいものです。
穏やかな配色の袋帯なので訪問着、付下げに合わせて、
お着物を引き立てる装いにお薦めです。
【色・柄】
「針ねん金 葡萄文」と銘打たれたお柄のお品。
地色は穏やかな茶色をベースに、かすかな濃淡によって
横段ぼかしを加え、葡萄模様を織り成しました。
シンプルな配色に帯地に織で浮かぶ意匠が奥行きを演出し、
艷やかな箔糸の光沢感も映える…
名門の趣味性が詰まった作品です。
裏面にもシンプルな金と茶色の濃淡を重ねた段霞模様を浮かべて、
シーンに合わせて使い分けて頂ける一条です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m
西陣織工業組合証紙No.277 桝屋高尾謹製
特許庁の実用新案登録証がついております。
耳の縫製:かがり縫い
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、式典、お食事会、同窓会など。
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げ
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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