【年に一度の大決算SALE】 “2点でお得なセットプライス！” 【久保田一竹工房】 高級紋意匠暈し染訪問着 【永治屋清左衛門】 最高級唐織袋帯 ≪仕セット・中古美品≫ 身丈154　裄63.5

【　仕入れ担当　田渕より　】
今年もやってまいりました！
年に一度の在庫一掃の大決算！


かつて世界を魅了し、「幻の染め」として不動の支持を得る、
稀代の着物作家、久保田一竹氏。

その精神を受け継ぐ久保田一竹工房より、
幽幻な世界観が広がる作品と
歌物語『伊勢物語』第九段にある、三河国八橋の情景を写した
永井織物は永治屋清左衛門の特選品を合わせてご紹介致します。

期間限定ではございますが
お見逃しないようご覧下さいませ！


【　お色柄　】
≪着物≫
差し込む光にそっと浮き沈みするような、
繊細な金通しの幽玄な絹地。
その金通しが上品に映える、辛子色から茶色へと幽玄な暈し染めを施しました。

見れば見るほどにその世界観に引き込まれていくよう…

こころ惹きつけてやまない、この魅力。
やわらかな絹の艶をまとうかのように、極上のエレガンスを味わせてくれます。

≪帯≫
さらりとしなやか。
腕に掛けるとくたっとするような帯地は黒色。
その地には尾形光琳による螺鈿硯箱を写した風雅な燕子花に八橋図を一面に織り上げております。
一目でその意匠の余韻を残す、実に印象的なデザインです。

上品な大人の和姿を印象付けてくれるひと品。
彩りに統一感をもたせた表情は
一切の無駄のない、研ぎ澄まされた感性に溢れます。

永治屋さんならではの、
洗練された帯姿を心ゆくまでお楽しみいただきたく思います。


【　商品の状態　】
≪着物≫
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

≪帯≫中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【　二代　久保田一竹について　】
本名：久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。

【　経歴　】
1955年（昭和30年）　10月7日生まれ
1980年（昭和55年）　上智大学経済学部卒業
1982年（昭和57年）　米国ボストン大学大学院（SPC）修士卒業
1983年（昭和58年）　帰国後、（株）一竹辻が花設立
　　　　　　　　　　代表取締役社長に就任
1994年（平成6年）　 10月久保田一竹美術館（河口湖）開館
2001年（平成13年）　一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年（平成15年）　久保田一竹美術館・館長に就任
2006年（平成18年）　二代・一竹を継承


【　永治屋清左衛門について　】
遡ること、200と有余年…
江戸時代後期、京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業され、
生糸問屋と丹後ちりめんの製造を併業し、ちりめんのブランドとして一世を風靡。
その後は白生地のトップブランドの主力メーカーとしてて製造を営まれ、
現在は、数少ない老舗織元として染織品の制作や復元を行っております。

そんな名門の特徴の一つに『糸』があげられます。
糸問屋から始まったということもあり、「糸」には強いこだわりがございます。
使用する糸は世界最高峰の糸メーカー糸を元に撚糸を加えたオリジナルの生糸でございます。
染めムラがなく絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求めて、
たどりついた世界最高峰の糸。

特徴のもう一つは製造過程にもございます。
京都で確立された分業製により、通常は30工程以上に及ぶ工程を外注によって制作されますが、
本織元では絹糸の撚糸から染色・図案の考案など、ほとんどの工程を自社職人によって制作しております。
これらは、長年守り続けた技術の蓄積によって成しえ、他の織物にはない作品が創れるのです。