【 仕入れ担当 田渕より 】
糸の括り方・染めの施しによって、全く同じものは作ることのできない絞りのお品。
気の遠くなるような手仕事の結晶は、職人の一瞬の感性によって生み出されます。
もはや不動の地位を築かれた絞りの最高峰ブランド、
藤娘きぬたやによる本手絞り染九寸帯のご紹介です。
しっとりとした美しい絹地の名ブランドのお品を現品限り、お値打ちにご紹介させていただきます。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
絞りの凹凸が心地よい帯地。
その地を濃紺で染めなし
お太鼓には茶庭の飛び石を思わせる意匠を絞りで表しました。
しっとりとして静謐な意匠…
ぽつりぽつりと雨音が聞こえてくるような、すこし憂いを帯びた表情がなんとも美しく…
さすが名ブランドの上質なお品でございます。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 藤娘きぬたやについて 】
1947(昭和22)年、伊藤嘉敏が名古屋市に『紅五屋』を設立したのが始まり。
その後はは、二代目作家伊藤嘉秋がニューヨーク・ソーホーにて第一回個展開催するなど、
国内外で注目を集める。
さらに数多くの有名人が着用し、メディアにも多数取り上げられていくなかで、
絞りの最高峰と称されるようになる。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+2,750円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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