商品番号:1496832
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
絞りのおきものといえば…
直ぐに名のあがる名門【 藤娘きぬたや 】。
ふっくらとした風合いで大変人気が高い絞り染による
印象的なお柄がステキな名古屋帯のご紹介です。
きぬたやカラーと呼ばれる独特の彩りの絞りで
華美にならず、やわらかさとしとやかさを
感じさせる仕上がりでございます。
【 お色柄 】
紗綾型に菊と蘭をあしらったオフホワイトの
紋綸子地に、鹿の子絞りを背景に、茶色、紅葉、
露草、老緑などの彩りの濃淡で、青海波などを込めた
料紙のような重なりがお太鼓柄であしらわれております。
やわらかな意匠のラインが魅力的なお品。
多様な絞りの技法を用いて表れる優しい風合いは、
心優しく、ひと目でよきものだと
おわかりいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
無地場に着用シワ、お太鼓個所絞り染の
括り糸の灰汁によるシミがぽつぽつと点在しております。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
絹100%
長さ約3.59m(若干短尺・お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事 など
◆あわせる着物 付下、色無地、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています