商品番号:1494813
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
百余年にわたる染色の本流への追求の中で、友禅斎の思想をくみ、
時を経て語りかける美を求め、凛とした花を咲かそうとする『吉澤の友禅』。
その十日町の名門より、特選十日町友禅付下げ着尺をご紹介いたします。
古典の踏襲にとどまらず、今の世に通ずる洗練の美。
流行りすたり無く、飽きのこない伝統柄を創造性豊かに仕上げておりますので、
正統派の一枚をお探しの方には特におすすめのお品でございます。
【 お色柄 】
するんととろけるような絹地。
その白地一面に七宝紋の意匠を込めました。
意匠には躍動感のある縦線によるぼかしと金彩の込められた柵を表しました。
若芽の煌めき、柵に込められた吉祥紋様の数々。
これからの季節にぴったりのお着物でございます。
一部には金駒刺繍を用いて彩を増しております。
春麗らかなるを彷彿とさせる和雅なお品。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなく。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
絹100%(金属糸風繊維除く)
たちきり身丈約190cm 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 お着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、お茶席、パーティー、観劇、芸術鑑賞など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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