商品番号:1493567
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
琉球の染め色豊かに…
上品な雰囲気ながらも個性あふれる
本場琉球紅型九寸帯をご紹介いたします。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
蜀江文様の地紋がをこめた滑らかな絹地。
地色は葡萄色と淡黄色に染め分けました。
お柄には貝や海藻などを用いた海賦文と海鳥の様子が描かれております。
隈取と呼ばれる紅型特有の暈し表現で、見事に化粧された逸品。
デザインもまとまりよく、華やかな彩りの本物の一本です。
ひとつひとつの丁寧な手作業の賜物。
刺繍や金箔は使わず、顔料の発色と型のデザイン性で表現する染めの芸術。
琉球の紅型の美をご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
表地に画像のような染料飛びが点在しております。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです)
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約3.6m
六通柄
※開き仕立て(裏地付き)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、女子会、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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