商品番号:1560647
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
博多織元 岡野のブランド
【 千年工房 (せんねんこうぼう) 】より
金糸をふんだんに織り込んだ風合い豊かな
本場筑前博多織袋帯のご紹介です。
重厚な箔糸の表情が味わい深い、博多織ならではの
しなやかな地風のお品で、訪問着から付下、色無地、
江戸小紋などのお着物にあわせて個性的な帯姿を
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
しなやかで密度の高い、濃い紅葉色の帯地に、
錆金の濃淡の彩りで一面の牡丹唐草を織り上げ、
お太鼓箇所には花唐草を込めた上弦の月のような
お柄を、腹にはロザリオのような十字紋が
織り上げられております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 岡野(千年工房)について 】
創業1897年
博多織の織元。
現在は岡野博一が五代目社主
織元としてのプライドと技術の伝統を守りながら、
ファッション進化の基本である「新しい出会いへの冒険心」を
テーマに、創作活動を続けている。
2017年、展開中のブランドを
KIMONO Production OKANO に統合。
OKANOブランドの中のコレクション・ラインとして、
晴れの舞台を彩る佐賀錦の最高級品をそろえた「武一郎」、
職人の卓越した技を絶やさず未来へ伝える「千年工房」、
日本と世界の間、東京で進化する世界都市の風景に調和する
KIMONO「awai」の3つのコレクションを展開。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.3m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
※腹の御柄付は片腹(関東腹)です(一方向のみにお柄があります)
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。