商品番号:1537655
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
確かなシボ感を備えた織の風合いと、
スッキリとした地色に浮かぶ人気のデザインに惹かれ
仕入れて参りました!
さらに昨今、着用時期の長くなっている単衣仕立ての一枚をご紹介いたします。
日常よくおきものにお袖を通される方に、お召しいただきたく思います。
帯で遊ばれるシンプル好みの方にもコーディネートで楽しんでいただきやすい一枚と思います。
定番の一着としてさまざまに帯合せをお楽しみください。
【色・柄】
しなやか且つさらりとした風合いで織り上げられた絹地。
優しい生成り色をベースに、黒い絣合わせで
全体に細やかな十字絣を並べた「蚊絣」柄を織り上げました。
シンプルなデザインと使いやすい配色で、末永くご愛用いただけるお品です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
居敷当て無し・背伏せ付き
※衿ホック無し、引き紐タイプ
宮田織物工場謹製
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月・5月~6月(単衣の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 女子会、街着、ランチ、行楽など
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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