商品番号:1558653
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
織の至宝、十八算12マルキ。
圧巻の絣量です。
いったいどれほどの月日がかけられたのでしょうか…
年間生産反数もかなり減っていると聞きます。
まだお品があるうちに。
目利きでお値打ちに入荷しました。
もしやあの名門のお品かもしれません。
織物ファンの方々、どうぞこの機会にご検討くださいませ。
【 お色柄 】
穏やかな抹茶色地にあらわされたのは風雅な意匠。
格天井取に四季花草の意匠が緻密な絣によって表されました。
希少なお品のなかでさらに稀な、意匠力も光るお品。
この繊細な意匠…これが織なのですから本当に驚きます。
気が遠くなるような手間と時間をかけた職人さんたちに思いを馳せて…
その魅力を存分にご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが美品でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【 総絣について 】
絣柄の名称で、経糸または緯糸、あるいは経緯糸に
地糸を用いないで絣染めした糸のみを使った
絣模様の事。
大島紬においての総絣は緯に地糸がなく、
絣糸のみを織り込んだ箇所がある大島紬を指す。
【 十八算(じゅうはちよみ)について 】
算数とは、「1cmのなかに経糸が何本あるか」を
表す織物用語。奄美では伝統的に13算で織られ、
鹿児島では伝統的に15.5算のものがその
大半を占めて創作されている。
13算は、1cmのあいだに経糸が26本。
15.5算は、1cmのあいだに経糸が31本。
18算は1cmのあいだに経糸が36本。
算数が多ければ多いほど、布が緻密であり
上質な布である事を表す。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、街歩き、ご趣味の集まりなど
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。