商品番号:1556192
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
文久元年創業の老舗。
博多帯といえばといわれるほど、
その卓抜したセンスに定評のある【 西村織物 】による
からむしを用いて織り上げた特選八寸名古屋帯のご紹介です。
一般的な博多織とはまた違った織味。
夏の小紋や織のお着物など、カジュアルスタイルの
帯姿に重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
ざっくりとした質感のオフホワイトの絹麻混織の帯地に
落ち着いた彩で竹のようにフシのある縞を込めた
間道がすっきりと織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かにたたみジワがある程度で、すぐに
お使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 Web限定販売品について 】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。
※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。
※ゴールデンウィーク・祇園祭・お盆・年末年始の
長期休暇にかかります場合は、通常納期にその期間を
加えてご注文いただきますようお願いいたします。
【 西村織物について 】
1861年(文久元年)創業
博多織最古の織元で老舗。
糸染めをのぞく企画、デザインから製造まで
全ての行程を自社で行い、品質に一点の
妥協もない誠実なものづくりをしている。
製織には主にブラジルのBratak社の
世界最高ランクの絹糸を使用。
様々な分野からモチーフを選び、伝統的な
紋様だけでなく新しいデザインも手掛ける。
*****************************************
からむしについて
*****************************************
衣料用資材としての麻には、大麻、苧麻、亜麻等があり、
なかでも苧麻の一種でイラクサ科の宿根性草木に属する
「からむし」は、その細く長い繊維が強靭であることや
光沢に富むなどの理由から、高級な麻織物である
上布などの材料として古くから重視され、
国内各地で栽培されていた。
現在では福島、沖縄の両県がその主産地として知られる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
麻:90% 絹:10%
長さ:3.73m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※自然布の性質上、繊維の軽い毛羽立ち、フシによる凹凸、組織の変化、
色の濃淡などございます。風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:西村織物
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の小紋、織のお着物、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。