商品番号:1555893
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
西陣【 田中伝機業店 】の得意とする
両面全通柄の小袋帯のご紹介です。
洒落小紋から紬、木綿、浴衣まで気軽に
その日の気分によって両面活用いただける
ユニークなお柄付のお品。
肩をはらないカジュアルシーンに、定番の文庫結びから
リボン返し、お太鼓風に結んだり、帯揚げを使用する
みやこ結びなどなど、結び方に変化をつけて個性的かつ、
心踊る帯姿をお楽しみいただける事でしょう。
【 商品の状態 】
お仕立て上がりで未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
大胆な市松模様に繊細なレース柄があしらわれた、
個性あふれる仕立て上がりの半巾帯です。
表は銀糸が織り込まれたシックな市松模様、
裏は繊細なレース柄風の文様。
対照的な印象を楽しめる、リバーシブル仕立てです。
モダンで粋な市松柄は黒×銀箔、浴衣や無地感の着物に映える潔さ。
一方で、裏面のレース調文様は黒×白、可憐で優しい雰囲気を演出してくれます。
その日の気分やコーディネートに合わせて表裏を使い分ければ、
一本でスタイルの幅がぐんと広がります。
結びやすく、普段使いからちょっとしたお出かけまで活躍するアイテム。
和洋のテイストが絶妙に交差する、遊び心あふれる一本です。
【 田中伝機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.650
1929年(昭和4年)創業
創業者 初代 田中伝吉
長い歴史を持つ西陣織の伝統を守りながら、
敷居が高く手を出しにくいというイメージを
アップデート、『西陣織をより多くの方に
気軽に楽しんで頂ける未来』を目標にものづくりを
つづけている。
製織されている帯の特徴として、基本的に
全通織、リバーシブルのものが多数を占め
洒落小紋から紬、木綿、浴衣まで気軽に
その日の気分によって両面活用できるよう
デザインされている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
表:絹100%
長さ:4.35㎝
巾:約16.8cm
柄付け:両面全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など