商品番号:1555692
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
博多織の織元【 福絖織物 】より、
盛夏のお出かけやお稽古などにおすすめの
博多織の紋羅八寸名古屋帯のご紹介です。
伝統工芸士の【 古賀勝幸 】氏が意匠をてがけた
マートなデザインのお品。
一般的な夏物の『紗献上』ではなく、
糸密度の高い平織りと綟織の羅の組織を
組み合わせたお品で、すっきりとしたデザインに
仕上がっており、夏の付下、色無地、小紋などの
やわらかものから、夏の織りのおきものまで、
カジュアルスタイルに重宝していただける事でしょう。
最近ではゆかたをお着物風に着こなす際のアイテムとしても
注目されておりますので、浴衣とのコーディネートも
おすすめでございます。
【 お色柄 】
細い糸を用いて織り上げられた、羅と平織組織が
間道状に浮かぶ墨黒地に、墨紫と憲法黒(けんぽうぐろ:
ごくわずかに茶味をおびた黒系のお色)などの配色の
花皿を込めた間道に、香色と潤朱(うるみしゅ:
くすみのやや濁った朱色)の蔓花を込めた間道が
バランスよく織りだされております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.69m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:福絖織物
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の付下、色無地、小紋、織のお着物、浴衣 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。